古代ローマ人が遥か遠いイギリスに築いた温泉施設。 今も現存し、46度の源泉から湯が湧き続けています。 浴場には、現代人も驚くような技術が使われ、温泉へと捧げられた貴重な品々も見つかっています。 カメラは、2千年生きるローマ風呂を追いました。 英国貴族が愛した温泉 18世紀、バースはイギリス貴族たちに大人気のリゾート都市に成長します。 温泉郷は洗練され、お茶会や舞踏会なども行われ、社交界が発展して行きました。 バースに生まれたユニークな温泉文化を探ります。 18世紀のリゾートマンション 温泉地で貴族たちが過ごすため、高級住宅が次々と建設されていきました。その形は、 ローマの闘技場を彷彿させる斬新な建築。内部には驚きの空間が広がっていました。 首都ロンドンから西へ140kmの丘陵地。ここに英国唯一の天然温泉の街、バースがあります。 2千年前、古代ローマ人が築いた温泉地は繁栄の時代を送りますが、5世紀になってローマ兵が撤退すると次第に荒廃していきました。 しかし18世紀、街は突然 復活します。ロンドンから大勢の王侯貴族たちが集まり、巨大リゾート地に発展。優美で整然と区画された都市づくりは、建築史にも大きな影響を与えました。 毎年イギリス人が選ぶ、観光してみたい街の上位ランクに必ず名前の挙がる“バース”。そんな街の魅力はどこにあるのでしょうか?番組では2千年生きる温泉郷を追います。