1億年積もった砂 ブルーマウンテンズの崖をよく見ると黄色い砂岩でできています。 太古、川から運ばれた砂が積もり岩となり、それが雨風で削られ谷となったのです。 水が流れる谷底を歩く「キャニオニング」で太古からの大自然を体感します。 山火事を誘うユーカリ 森を埋め尽くすユーカリは、山火事によってしか子孫を増やすことが出来ません。火で高温にならないと種がはじけ飛ばないのです。 そんなユーカリの森を守るため、レンジャーたちは計画的に森に火をつけ、山火事を起こすのです。 恐竜時代の森 谷底は別世界。それは「木生シダ」の森です。 恐竜が地球上を闊歩していた頃に繁栄した植物です。 砂岩の台地に降った雨が滝となり川となり谷底へと流れ込んだ結果、崖の上とは全く違う湿った環境を生みました。 シドニーから車で2時間、「グレーター・ブルーマウンテンズ地域」は、市民が気軽に行ける世界遺産として人気です。 高さ300mもの峡谷には、ユーカリの森が広がり、そのユーカリが発する油分により、谷が青く霞むことからブルーマウンテンズの名が付きました。 広大な台地は厚い砂岩。3億年前から降り積もった砂が隆起し、その後、古代大陸ゴンドワナとオーストラリアは分かれました。 太古の地球の姿を宿す谷と森を探検します。