世界初!ガラス張りの工場 100年前、画期的な建築が誕生しました。 レンガや石造りが主流だった時代に、鉄骨と巨大なガラスパネルで建てられた世界初の工場です。 光にあふれた働きやすい環境。ファグス工場は「労働者の宮殿」と呼ばれました。 靴型を生んだブナの森 豊かなブナの森に囲まれたファグス工場。木を切り出し、靴型にしてきました。 ブナの木は水を含むと膨張し変形しやすいため建築材料には不向きです。けれど繊維が細かく、加工しやすいため靴型には最適でした。 ヒトラーに嫌われた建築家 ガラス張りの工場を建設したのは、芸術学校「バウハウス」を創設したグロピウスでした。 けれど前衛的な考えはヒトラーに嫌われ、学校は閉鎖。 しかし理念は失われず、鉄骨とガラスの建築は世界に広まっていきました。 森に囲まれた小さな町アルフェルト。ここに100年前、世界を変える画期的な建築が誕生します。巨大なガラス張りの工場でした。 20世紀に入ると大量生産の時代となり、労働環境は悪化。 石造りの古い工場は窓が小さく薄暗いため、ケガも多かったのです。 ファグス靴型工場は、建築家ヴァルター・グロピウスが建設したものでした。 機能的で働きやすい環境を追求した最先端の工業デザインは、世界中に大きな影響を与えたのです。