世界で最後の“数十羽” 天敵のいない楽園で、のびのびと独自の進化を遂げてきた小笠原の様々な動物たち。そんな中、地球上に“数十羽”しかいないという 幻とも言われる貴重な鳥を探しに、森へ…。 ここ数年、テレビカメラの前にその姿を現していなかったというその鳥を、撮影することに成功した。 巨大化した菊 父島は南国らしくドライで温暖。一方、50km南にある母島は、一転、湿潤なジャングル。数ある“島ごと”に異なる様々な生態系を持つ小笠原には、そこにしか生息しない多様な動植物が息づいています。 中でも母島にしかない植物『ワダンノキ』は、その昔、もともと草だったキクが、湿潤な環境下で進化し、木になってしまったという、 進化の特筆すべき一例である。 スーパースターはカタツムリ 世界的に注目されているのがカタツムリ(陸産貝類)。 天敵がおらず独自の進化を遂げてきたカタツムリは、その種は実に100種類以上に及び、しかもその内9割以上が小笠原にしかいない固有種。 新種の発見も相次いでいる。 本州から南に1000km。大小180もの島々からなる小笠原諸島。 マリンスポーツが世界的にも有名だが、実は世界遺産に登録された理由は、“海”ではなく“陸”の魅力にある。 【様々な固有の動植物】に【島ごとに異なる生態系】など、そこは“一度も大陸と繋がったことの無い「海洋島」らしい自然を保っている、まさに南の楽園、貴重な存在の島である。