留学先でクラウスの想いを受け入れたはずのタキだったが、帰国後は頑なに冷たい態度を取り続けていた。そんなタキの態度に苛つき、激情のままタキを酷く傷つけてしまったクラウス。 気を失ってしまったタキを強く抱きしめて苦くつぶやく。 「…こんなことをするために俺はこの国へ来たんじゃない」 そんな折クラウスが前夜の戦闘中に破棄したカバンの中から、敵国西方連合とのつながりを匂わせる機密文書が発見される。 それを見つけた軍憲兵隊はクラウスを間謀容疑で尋問にかける。 スパイ行為は事実だったのか?そしてタキのとる行動とは? タキに隠された秘密を知ったクラウスは? 次第にすれ違ってゆく二人の想いは――